~U-35 若手クリエイターによる アート・デザインの現在~

新宿店本館7階=催物場

武蔵野美術大学の学生・卒業生で35歳までの 若手クリエーター約60名による、 平面、立体、映像など、フレッシュな感性と 創意溢れる作品を展示販売いたします。

「絵の具ニョーン」
横田晶洋

日常生活に密着したさまざまな出来事をモチーフに描いています。それはほんの些細な現象だったり政治的絡みの社会批判だったり。それらをテーマに、それでいてそういうことを前面に押し出さず、面白い画面に仕上げることが今の制作スタイルとなっています。絵の具を出すという事1つとっても絵画にできるという挑戦をしてみました。

216,000円 (油彩/F15号)

「羽化」
池谷奈保

蛹になる生き物は一度自分を作り変えて、第二の自分の姿へと変身を遂げる。蝶や蛹を題材にしている人が沢山いるのは、その不可思議さに、一度変化するその過程に、その後姿に、魅力を感じる人が多いからではないだろうか。この蛹は自分を作り代え今外に出ようとする姿に着目し描いた作品であり、蛹の外側の部分と外に出たい本体とが分離する部分を表現しようとした作品だ。

6,480円 (エッチング、ドライポイント/ed.20部/22×10.2cm(シートのみ))

「flora」
多田明日香

女とは一体なんであろうという思考の中で、さまざまな個性をもった女たちの洋服を、化粧を、終いには皮膚や肉までもはぎ取ってしまった時、そこに残るのは女の本質の意を持った「骨」だった。

59,400円 (フォトアクリル/28×36cm)

「シンブンシキョウリュウ」
SUGIZAKI Ryoko

恐竜をモチーフに日本の新聞紙で作品をつくっています。新聞紙をくしゃくしゃに丸め、ある程度形ができたら、新聞紙を貼っていき、乾いたら削り、また貼るという作業でできています。接着はアラビックヤマトのり(液体タイプ)のみ。形を決めるために、芯に針金が入っていますが、爪、歯などはすべて新聞紙でできています。楽しんでいただければ幸いです。

左:「シンブンシキョウリュウ_001」
32,400円
(新聞紙の立体/約6×14×高さ9cm)
右:「シンブンシキョウリュウ_002」
43,200円
(新聞紙の立体/約7×16×高さ10cm)

「女郎花」
阿部彩葉子

例えば和歌を作る時、植物や四季などに自分の思いを託すということがある。日本人のあわいもの思いに、そういうものが合うと千年前の人も思ったのだろうか。和歌を作っている日本語そのものにも、見る人の心に任せるような、余白をいつも残すようなところがあって、そういうことをとても美しく感じる。いろんな偶然が重なって、ふとひとつの歌を思い出すような瞬間を、尊いと思う。

38,880円 (油彩/53×33.3cm)

「花挿し h109」
丸岡勇太

光が注いだとき、わずかにこぼれた光を映すものをテーマに制作しています。ガラスという素材は、光を通すことでそこにあることを強くしたり、曖昧にしたります。そんなベクトルを持った素材を手で考える形でありたいと考えます。一見、陶器やコンクリートのようなガラスからこぼれる陽の光を感じていただけたらと思います。

18,900円 (宙吹き、キルンキャスト、研磨、エナメル彩/直径4×高さ17cm)

「3-DIMENSIONS」
藤森研伍

日常的な生活の中にちょっとした差異を生み出すような。どこかへつながる新たな入り口となるような。この世界に存在するようで存在しないような。平面的でいて且つ立体的。工芸的でありながらアーティスティック。素材の持つ可能性を模索しながら、装飾だけには留まらない新しい ” モノづくり ” に挑戦しています。

POT:64,800円
(ロウ付け、塗装/24×16×高さ17cm)
CUP:37,800円
(ロウ付け、塗装/10×8×高さ7cm)

「友-tomo-」
小黒アリサ

想像上の「球獣」という兎・小動物をベースに頬袋を持つ生き物たちを木彫で表現しています。根付彫刻に魅了され、その要素を取り込み、素材の持つ美しい木目を活かしつつ、360度見られても良いように裏側まで彫り込み、丸みを強調した作品を制作しています。作品を手で包んだ時の温もりや手馴染み感なども感じていただけたらと思います。

64,800円(木彫/9×4×高さ8.3cm)

「生まれ出づる」
古石紫織

枯れ朽ちたと思っていた世界が、春の目覚めとともに生命に溢れかえる瞬間は、美しさとともにそれぞれの持つ”強さ”を痛感させられます。自分自身の内(なか)にある庭には数えきれないほどの種があり、それぞれの時間軸でそれは成長します。その一瞬一瞬を、描き留める作品を制作しています。

68,040円(日本画/45.5×45.5cm)